平服着用のお別れの会に招かれた女性の服装のマナーとは?

お別れの会の女性の平服について解説します

故人を偲ぶ会として告別式や通夜とは別に設けられるお別れの会には、案内状に「平服でお越しください」と書かれていることが多いです。そういった場合は、喪服ではなく、略礼服で参加するのがマナーです。お別れの会は会場がホテルの宴会場で行われる場合が多く、ホテルは他のお客様も利用していることもあるため、喪服で参加することが好ましくない場合があります。また、注意しておきたい点のひとつが、平服は決して普段着ということではないという点です。黒やグレー、紺色といった地味な色合いの服装を着用することが求められます。

平服の場合の基本コーディネート

女性の場合は、シンプルなデザインのワンピースの着用がおすすめです。フリルやレース、リボンといった飾りがついたデザインではなく、装飾の少ないすっきりとしたワンピースを着るようにしてください。ワンピースの丈の長さについては、ショート丈よりもロング丈の方が好ましいでしょう。肌の露出が少なく、華美な印象を与えない落ち着きのあるものを選ぶことが大切です。体型を強調するようなタイトなデザインは、お別れの会の場にはふさわしくないものです。また、生地に光沢感があったり、ラメが入っていたりする素材のワンピースも、好ましくありません。肌の露出を避けるために、袖の短いワンピースの場合には、ジャケットを着用するといった工夫をすることも求められます。ワンピースがない場合は、スーツやツーピースを着用しても構いません。

ストッキングの色と種類について

喪服を着用する際には、できる限り肌を見せないように、黒いストッキングを履くのがルールです。お別れの会の際にも、無地やベージュのストッキングは避け、黒いストッキングを着用するようにしてください。ストッキングのデニール数については、20~25デニール数を目安に、あまり分厚すぎないものを選びましょう。タイツのような厚みのあるものではなく、適度に透け感のあるストッキングを着用するのがエレガントです。厳格なルールがあるわけではありませんが、バッグや靴も黒で統一するのがベターです。シンプルなデザインのものを選び、大きな金具や装飾が付いているものは避けましょう。

アクセサリーはどのようなものがよいか

お別れの会に着用する服が決まったら、身につけるアクセサリーも上手に選んでください。真珠は、涙の象徴ともされ、葬儀や法事の際にも着用する機会が多い宝石です。お別れの会に着用するワンピースと相性がよい真珠のアクセサリーを選べば、故人を偲ぶのに相応しい格好になります。色については、白やグレー、黒を基調に選んでください。ネックレスの長さについては、40~45cm程度の鎖骨にかかるぐらいの長さがよいでしょう。長いロングネックレスは、悲しみが長引く意味合いを持つとして、忌み嫌われる傾向がありますので、注意してください。ネックレスと併せてピアスやイヤリングを着用する場合は、揺れずに固定されるタイプのもの、金具が目立ち過ぎないものを選ぶことが大切です。真珠以外の宝石としては、ブラックオニキスを着用してもよいでしょう。

髪型について

お別れの会では、服装だけではなく、髪型についても華美にならないよう注意することが求められます。ロングヘアーの場合は、髪が目立たないようにひとつにまとめる方がよいでしょう。夜会巻きや編み込みといった手の込んだヘアアレンジにするのではなく、ゴムでひとつに束ねるといったシンプルなまとめ方にすることが大事です。髪を束ねる位置については、低めの位置でまとめておいた方が、落ち着いた印象になります。ゴムではまとめづらい長さの場合には、黒のヘアピンや髪留めを使って髪を固定させておくのがおすすめです。ワンピースを選ぶ際と同様に、色が黒であっても、レースやフリルの付いた髪留めを使うのは避けてください。派手にならないこと、目立たないことを基準にして、小さなアイテムに至るまで丁寧に選ぶことが求められます。

メイクについて

メイクに関しても、服装と同じようにお別れの会に適したスタイルがあります。派手なメイクは避け、口紅やアイシャドーに濃い色を選ぶのは避けましょう。化粧品にはラメ入りのものが多いため、ラメなど光る素材が入った化粧品は使わないように十分注意してください。ナチュラルメイクで、清潔感を引き出すように心掛けることが求められます。

ネイルについては、爪を綺麗に切りそろえておくことが、まず大切です。何も塗らないのがベストですが、どうしてもネイルカラーを塗りたい場合は、透明やベージュ、薄ピンクといった目立たない色を選び、ラメ入りのネイルカラーは使わないようにしてください。ネイルアートのラインストーンやスタッズは、参列前に必ず除去しておくようにしましょう。



基礎知識へ戻る