お別れの会に参列するときの持ち物は?具体例や準備のポイントを解説
目次
当日に慌てないためにも持っていくものは準備しておきましょう

まずはお別れの会で絶対持っていくべき必須の持ち物から紹介します。とは言っても、お別れの会で欠かせない持ち物は限られています。具体的には香典です。ただし、お別れの会では、「会費」とされる場合が多いでしょう。お別れの会の案内状に会費の費用が記載されている場合は、その金額を香典袋に入れ持参すればそれで大丈夫です。一般的な葬儀の香典の相場などは気にする必要はありません。また、お別れの会は基本的に宗教色が薄めです。仏式やキリスト教式などの違いはあるものの、細かな宗派の違いなどにはあまりこだわらない場です。そのため、香典袋の表書きも「御香典」という、全ての宗派で使えるオールマイティな文言が良いでしょう。
もし会費がないのであれば、会葬の香典の相場を確認して持参します。目安としては飲食があるなら1~2万、飲食がないなら5,000円ほどです。なお、案内状に香典は遠慮する旨の文言がある場合は、香典は控えた方が無難。渡すと却って相手を恐縮させてしまう可能性があります。
身に着けるものはどういったものがよいか?
次に、お別れの会に参列する際、持って行っても良い物を解説します。まず1つは数珠です。前の段落で述べた通り、お別れの会は宗教色がそう強いものではないため、必ずしも数珠を持って行かなければいけないわけではありません。また、特定の宗派にこだわらず行われることが多いので、数珠の種類なども宗派に忠実である必要もないでしょう。自分の気持ちで判断して大丈夫です。なお、キリスト教式など仏式以外のお別れの会の場合も、数珠は不要です。
ほかには、社章なども個々で判断して良い持ち物です。会社で行うお別れの会などであれば、社員として正しい服装をすべきではと考える人もいるでしょう。会社側でお別れの会における社章の着用について取り決めているのであれば、それに従ってください。特に決められていないなら、自分の判断となります。また、結婚指輪もお別れの会で身に付けても良い持ち物の1つ。お別れの会の服装マナーは、基本的に会の主催に従うことになりますが、アクセサリーの着用はNG。ピアス・リング・ネックレスなど種類に関わらず、華美なものは控えるべきです。ただし、結婚指輪は付けても構わないことになっています。
あとは季節や天候に応じて必要な物を適宜用意してください。例えば寒い季節であればコートなどアウター、天気が悪いなら傘などが考えられます。こういった持ち物にNGはありませんが、会の主旨上、あまり派手なデザイン・カラーなどは避けた方が無難です。柄物・ビビッドなカラーなどは控え、シックなカラーや淡いカラーのものを用意すると良いでしょう。
関係性や地域によって違いがある?
お別れの会への参列が決まり、「これは持って行って良いのか」と疑問が生じ悩むこともあるかもしれません。持ち物を準備するときのポイントの1つは、お別れの会の主催者の意思に従うことです。案内状に持参して良い物、持参する必要がない物など書かれている場合もあるため、しっかり内容を確認してください。もしそれでもわからない場合は、ほかに参列予定の親族・友人知人などがいるなら相談してみるのも良いでしょう。冠婚葬祭の持ち物などは、一般的なマナーはあるものの、地域などによって文化が異なり、独自のマナーが存在することもあります。地域の文化を知らないまま参列すると、周囲から浮いてしまう可能性も。可能な限り、事前に把握しておきたいところです。
また、お別れの会に向け、持ち物の準備を怠らないことやマナーをしっかり守ることも大切ですが、最も大切にしたいのは、故人を偲ぶ気持ちです。お別れの会は、故人と縁のあった人が広く集まり、故人とのお別れをする機会。生前の思い出などを振り返りながら、故人が安らかに過ごせることをお祈りするための場です。マナーはあるものの、お別れの会は葬儀よりは比較的自由な雰囲気。形式に気を取られ過ぎて、故人をゆっくり偲ぶことができなかったとなれば、本末転倒になってしまいます。持ち物準備のポイントを押さえたら、後は故人とのお別れに気持ちを注ぎましょう。
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