お別れの会を開くにはどのくらいかかる?必要な費用と平均相場について
目次
お別れの会の費用・平均相場・料金について知る

お別れの会とは、家族や親族で葬儀を行った後に日を改めて行うセレモニーのことで、故人と親しかった方々を招いて偲ぶ場を設けることを指します。最近では著名人が亡くなったあとに、各地でファンのために会場を設けて行われることも多いため、広く知られるようになりました。また、コロナ禍の影響で直葬や家族葬などの小規模な葬儀が主流となっていることから、葬儀に呼べなかった友人・知人を招いて行うケースも増えています。
お別れの会と葬儀の違いは、一般的な葬儀は故人や親族が信仰する宗教に則った儀式で行われることに対して、お別れの会は宗教色がなく、故人に感謝の気持ちを伝えたり気持ちに整理をつけるために行われることです。葬儀ではないためご焼香などもなく、会場もホテルや葬祭場のホールやレストランなどが主流で、服装も喪服ではなくカジュアルにはならない平服が多くなっています。
お別れの会料金の内訳は?
お別れの会を開催する場合に必要な費用の内訳としては、「会場使用料」「設備費」「運営費」「飲食費」「印刷費」の5つがあります。
会場使用料はホテルや葬祭場のホールを借りるための費用で、ホテルの場合は参列者の人数によって異なります。一般的なホテルの場合は1名当たり5000~10000円で、有名ホテルや高級ホテルの場合は1名当たり15000~20000円が相場です。葬祭場のホールを借りて開催する場合は部屋の大きさと借りる時間によって異なりますが、20名程度を収容できる部屋の場合は1時間当たり100000円前後の費用が必要です。設備費はテーブルやイス、音響効果や祭壇などに必要な費用で、祭壇を設置する場合はデザインや生花の量によって金額も変化します。
運営費は式の規模によりますが、進行をプロに依頼する場合は予算を立てる必要があり、親族や友人が行う場合はお礼にいくらかのお金を包む程度でも問題ありません。プロに依頼する場合の費用は、拘束時間4時間・実働2時間の場合で30000~50000円程度です。飲食費はホテルの場合は会場費に含まれていることが多く、別に料理を頼む場合やレストランの場合は1名当たり10000~15000円程度が相場で、このほかにもビールやジュースなどの飲み物代が必要な場合もあります。印刷費は案内状の送付に必要で、一般的なはがきを使用する場合は切手代込みで10枚当たり2500円前後が相場となっており、枚数が多くなるほど1枚単価は低くなります。
スタイルによって異なる費用
お別れの会は宗教色がないため自由なスタイルで開催できますが、大きく「セレモニースタイル」と「パーティースタイル」の2種類に分けることができます。
セレモニースタイルは告別式に似たようなスタイルで、会場の正面には遺影と祭壇を置き、座席も祭壇に向けて整列して設置します。故人の紹介や弔辞のスピーチなどがあり、会の最後には参列者一人ひとりが献花を行うことが多くなっています。お別れの会を厳粛な雰囲気で開催したい場合におすすめで、飲食は提供しないケースが多いようです。
費用は規模によって異なりますが、10名程度の小規模であれば100000~250000円、20~50名程度の中規模であれば300000~600000円前後が平均相場です。なお、この金額には設備費や運営費が含まれているケースが多くなっています。食事は別料金のことが多く、提供する場合は別途1人当たり10000~15000円前後が必要です。
会費制お別れの会はどれくらい費用がかかるのか
近年増えてきたのがパーティースタイルで、セレモニースタイルよりも堅苦しくなく明るい雰囲気が特徴です。故人の生前の映像を見たり思い出を語り合ったりすることで、残された人たちが気持ちに整理をつけて前向きに進めるきっかけになると注目を集めています。会場はホテルのホールやレストランなどが多いですが、暖かい季節はガーデンパーティー形式で開催されることもあります。会場への入退室も自由で料理はビュッフェ形式が多いため、参列者の当日キャンセルがあっても柔軟に対応できることも特徴のひとつです。
パーティースタイルの費用は料理の内容と人数によって決まることが多く、平均相場は1人当たり15000円前後で、この金額には会場費と料理代が含まれていますが飲み物代は別料金になることもあります。設備費と運営費は別途必要になるケースが多いですが、会場によってはオプションで料金設定されている場合があるため、会場に確認してみることが大切です。
なお、お別れの会を開催するためにはこのような費用がかかるため、会費制にするのが一般的です。会費の平均相場はセレモニースタイルが5000~10000円、パーティースタイルが10000~15000円程度なので、予算をオーバーしないように会費設定することが大切です。
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